サッカーバカなあなたへ



私は中校舎の201の水野学級に向かった。


「・・・・。」


「早く呼び出しなよ!」




バクバクバク・・・---




やばい。

頭ん中真っ白。

呼び出すとかムリ。


「はやく!放課終わっちゃう!!!」


「・・ム・・・」


「え?」


「無理――・・・」

「何言ってんの!?ここまで来たのに(汗」


「何々どーしたの?」


「おぉ!ヌッシイー!」

私がうじうじしてる間にテニス部の友達が集まってきた。


「むり・・・。ごめんね。」


私は自分のクラスに向かって猛ダッシュ。