私は昨日の手紙を手に持って家を出た。 ドアを開けると光が差し込み目が開かない。 玄関から足を踏み出し外へ出る。 そんな日常的なことが難しく感じた。 そして学校の正門を抜け体育館を過ぎテニスコートを過ぎた先に中土間。 そこには柳川の姿。 が、まだ早い。 私はチャンスを見逃し西土間へ。 そして上履きをはき、階段を上り2階の205の教室へ。 ガラッ