闇桜~孤独な少女~










『...それだけ?』






「理事長はイベント等が好きなんだよ
だから俺らは出る。
人数少なかったらつまんねえだろ」






『.....あっそ。でもぼくには
関係ない。帰る。』





來基の横を通り過ぎようとしたら



腕を掴まれた




『ちょ、、』






「今帰ったら奢りの件は
無しだからな」






........チッ





「あれ?どうしたの?」






『帰る。』






「えぇ?!もうすぐ隠れ鬼ごっこだよ!」





...だから、なんで体育祭で鬼ごっこ?






『........』






「毎年変わるんだけどね?
選ばれた人だけが出れる種目なんだよ!
あ、因みに当日までは出れる人
分からないんだ!」








へぇ....







「ね?楽しそうでしょ?」







『....別に、』








「えぇ?」