「アハハ!キミ、面白いね!色だけでそんなに熱く語れる人、初めて見たよ!」


そんな俺を見て、彼女が何かを言いかけた瞬間


『ピンポンパンポーン

入学生の柊 ゆめさん、柊 ゆめさん。

至急、学園長室に…って、あっ!』


ん?何だ?何かあったのか?


そう思っていると次の瞬間、


『えーっと、ゆめ。

私が誰だか分かる?お父さんが待ってるから早く来てね!待ってるよ~ブチッ』


という放送が流れた。


なんだったんだ?


そう思っていると、『早く行かなくちゃ!』という声が後ろで聞こえた。