しばらく練習をして…


じゃなくて!しばらく雑談をしてテストを受ける時間になった。


今回は課題曲ではなかったので、連にお願いをして、アヴェ・マリアにしてもらった。


「連~もうテストだね!時間たつの早かったね!」


「そうか?そんな感じはしなかったけど」


「えぇー!!ヴァイオリン弾いてると時間たつの早いよ!」


「まぁそうかもな」


すっかり仲良くなった私と連は音楽室を出てからもずっと他愛ない話をしていた。


「そういえばさ、お前の言うイメージカラーってどういう基準?何で俺は紫?」


「…紫はさ、よくナルシストとか言われるけど、私的に紫はクールでホットな感じなんだよね~」