「お前に聞かせてやりたいのはやまやまなんだけど、もうすぐテストだからな!
俺がお前に声をかけたのは、一緒に組むためだからさ」


組む?テスト?そんなのあるの?


「テストって?」


そう聞くと、連は話聞いてろよ!って言いながらも教えてくれた


やっぱり連って優しいよね!


「これからテストをすんの!
この音葉学園は、一人一人教えることが違うから、まず実力を見るって感じ。
で、そのテストは2人一組でやんの!分かったか?」


「おぉー!!分かった!で、連は私と組みたいんだね!…何で?」


「何となくだよ!これでいいだろ!?練習するぞ!音楽室に行くからついてこい!」


そう言って連はさっさと教室から出て行ってしまった。