あなたに捧げる665日


お前の考えそうなことくらいわかるわ!って頭をガシガシなでてきた。


なんかこういう感じ懐かしいな、あの時みたいにまた話せるかな。


「先生が運んでくれたんでしょ?本当にありがとう!」


「おう。なんか朝から具合悪そうだなって見張ってたら案の定倒れやがって。」


「迷惑かけてごめんなさい、でも文化祭でたかったなー。」


「体調良かったら当日だけでもこいよ!」


「いいのかな…準備もできなかったし、みんなに申し訳ないな、」


しゅん、って落ち込む私に先生はまた頭ガシガシしながら大丈夫、俺が保証してやるよ皆待ってる。
って言った。


やっぱ優しいな先生は。

頭ガシガシするのってもしかして照れてる時なのかな?


また私しか知らない先生が増えた気がした。