あなたに捧げる665日


急いで駆け寄り望月を抱き上げたが、
意識がないのがわかった。


「誰か!!!はやく、きゅ救急車!!」


周りにいた生徒たちに叫んだが、うちの学校は校則でケータイを持ち歩くことが禁止なため、誰も持っていないようだった。


「くそっ!」

急いで立ち上がり公衆電話まで走った。


「すいません、救急車おねがいします!」


なんかやな予感がしたんだ、
周りの生徒たちは過労だろうとはなしてたけど、そうじゃないような、
よくわからないけどとにかく

いやな予感がした。