あなたに捧げる665日



少ししたら良くなるだろうと思ったのに一向に良くならない。


それどころかどんどん悪くなってる気がする。


いつもより頭はがんがんするし、気持ち悪い。


通り過ぎた友達みんなに心配された。
座ったほうがいいよ、と声をかけられたのに甘えて少し休んだ。

誰かから聞いたのかゆうちゃんがとんできてくれた。


「ななみ!大丈夫?顔色よくないよ!!
今日はもうかえりなよ!」


「うん、ありがとう。でもちょっと良くなってきたから大丈夫!」


「そう…あんまり無理しない方がいいよ、なんかあったらいつでもよんでね。」



力なくありがとう、とだけ言うと自分の持ち場へ走って行った。


それからまもなくだった。