人間クローバー

目眩やつわりが酷くなり、不安や寝不足で麻里花は少し早いが病院に入院となる。


(もうすぐ…

私の大事な赤ちゃんが…)

「名前は考えているのか?」

不意に麻里花の父親が聞いた。


病院に入院してからは毎日の様に両親は来ていた。


「うん。……男の子だったら未来が輝いてます様にって『来輝』って名前なんだけど変かな?」


「変じゃないさ!いい名前じゃないか!」

そう言うと、麻里花の父親は麻里花の髪を優しく撫でた。

顔を赤くした麻里花も元気よく笑顔で答えた。


「うん。」