人間クローバー

二人は、それからも愛しあった。

デートの終わりには、ホテルで過ごしたり、友喜の家に遊びに行ったりして、二人は端から見ても仲の良いカップルで、お互い愛しあっていた。


そんな日々が続いていたが高校二年の秋頃に事件は起きた。

麻里花は気分が優れない日々が続いていた。



生理が来ない…



麻里花は妊娠したかもしれないと思い病院に行き診察を受けた。




麻里花の思っていた通り医師に妊娠を告げられた。


麻里花は喜んだ反面、不安もいっぱいだった。

高校中退なんて事はどうでもよかった。

それよりも友喜は何て言うだろうか…

もしかしたら下ろせと言われるんじゃないだろうか…

そんな不安が麻里花の頭の中で駆け巡る。

麻里花としては妊娠を告げた友喜が、優しく頷いてくれて抱きしめてくれたらとそんな羨望を期待する。