人間クローバー

またしても沈黙が続き竜也は居たたまれない気持ちから思った事を口にする。


「俺の名前は鈴木竜也だから…」

「…………」

とりあえず自己紹介をと口にしてみたが聞いてないといわんばかりに少女は無視する。

「えっと…君の名前は?」

たまらず竜也が申し訳なさそうに聞く。


「自殺するのに名前知ってどうするの?」

トゲのある少女の口調に竜也は引け目を感じ黙ってしまった。

確かに…そんな思いから何も言い返す事ができず下をうつ向いていた。