嵐姫【完】







全身の震えが止まらない。




また風神をバカにするのか…






神馬「愛姫…大丈夫だ。」




神馬が震えてる私に気づいたのか振り向いて声をかける。




風馬は電話をしてる。




きっと龍馬にかけてるのだろう。






なにも言わない私たちにずっと頭を下げている仮にも私の親。





風馬「とにかく…ここじゃなんだから…中に……。」





エレベーターの中、誰も口を開くことはなかった。