社長の後ろから神宮司くんが現れた
社長を呼びに来たらしい
神宮司くん....何も変わってない....
いや....香水が変わってる....?
ダメっ!神宮司くんのことは忘れなきゃ
「邪魔。どいてくれる?今、デート中なの」
これでいい。神宮司くんが私から離れていけば
楽になれる
「梨奈、何してたの?それにデート中って」
「邪魔って言ったの聞こえなかった?あの時言ったよね?私に笑顔で会う自信がないって。その前に私に会うこともないと思うし。部屋の荷物なら捨ててくれてかまわないから。」
「梨奈....心配したんだよ。僕のせいでいなくなったのかと思った。」


