それから、どんどん曇っていく空を見ながら午後の授業を受けた。
「それじゃ、頑張ってね!」
「うん。ありがとう」
ニコニコな笑顔で教室を出て行った郁奈は、同い年の彼氏と帰るらしい。
みんながちらほらと教室から出て行くのを見ながら、凪が私のところに来るのを待った。
「ゆうちゃん、今日もよろしく」
今日の凪はふわっとした笑顔なのに、どこか無理してる様に見える。
「…どうかしたの⁇」
「え…⁇」
「なんか…無理してるように見えるから…」
凪は驚いた様な顔がすぐに悲しそうな顔になって、ポツリと呟いた。
「ゆうちゃんは…賢い人が好き⁇」
「え⁇」

