横を通った時、男の子の顔が少し赤かった様な気がしたけど気のせいだろう。
階段をゆっくりと降りていく。
告白、ね。
私にはする勇気はない。
凪が私の事を好きになるなんて、あり得ないから。
また、機会があれば。
気持ちだけでも、伝えてみようかな⁇
それまでは片想いでいいや。
ゆっくりと歩いていたけど、いつの間にか教室に着いていた。
「あ、おかえりー!」
「うん。ただいま」
元気に迎えてくれた郁奈の側までいく。
「告白だった⁈」
「あー、うん」
キャーキャーと騒いでいる郁奈より、視界に入らない凪が気になる。
私が告白されてどう思った⁇
嫌だって思ってくれた⁇
それとも、どうでもいい⁇
どうでもいい、よね。
ふと窓の外をみると、少し曇ってきていた。

