そして、凪と教室に行くとすぐに先生が来てホームルームが始まった。
私の気持ちは、凪にとっては迷惑なのかもしれない。
窓際の後ろの方の席で私は1人、空にできた飛行機雲を見ながら考えていた。
この日はいつも通り、ここから見える寝てて怒られる凪を見ながら真面目に授業を受けた。
昼休み、郁奈と一緒にお弁当を食べていた。
「あの、早野さん」
「はい。…なんでしょうか」
郁奈と話していると、横から話した事のない男の子が話しかけてきた。
知的な男子って感じで、まあイケメン。
「話したいことがあるんだけど…食べ終わったら屋上に来てくれないかな⁇」
「あ、はい。わかりました」
「ありがとう」
私の返事を聞くと、嬉しそうにお礼を言って教室から出て行った。
何の用事なんだろうか…。
ここで話せばいいのに。
「友海、告白じゃない⁈」
私の前に座っている郁奈が目をキラキラさせながら聞いてくる。
「告白…⁇そんなわけないでしょ」
私みたいな無表情な女を好きになる人なんかいないよ。
「まあまあ!早く食べて行きなよ‼」
「うん」
笑顔の郁奈に頷いてから、食べるスピードをあげた。

