哀涙螺旋【1】

その他

夢朶雨/著
哀涙螺旋【1】
作品番号
933874
最終更新
2013/11/03
総文字数
3,856
ページ数
8ページ
ステータス
未完結
PV数
124
いいね数
0


雨天、猫に出会った


どんよりとした空に似合わない、
エメラルドグリーンの澄んだ瞳


ボロボロで動く気もしなかったけど、
不思議とその猫を抱きしめたくなった




「お前、名前つけたげよっか」

「……。(ツーン)」

「一緒に飯喰う?」

「……。(ツーン)」


「今日は寒いから、ね。今だけ一緒にいて、抱きしめさせて」

「……ふにゃあ」




お前はとても賢い猫だね


このままずっと
一緒にいられたらいいのに



嗚呼、神は無情だ

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