秋がすぎ、だんだんと 涼しくなってきたある日…… 私は自分の気持ちに気付いたの。 この「好き」は、友達としての「好き」 ではなくて、異性として、男の子としての 「好き」なんだって。 卒業式まであと何回会えるだろう。 まだ10月だったけど、やっぱり 卒業を考えるとあと少しなのだ。 中学でも会える、まだ時間はあるじゃないか。 うん、そうだよ。 私もそう思ってた。