先に女子。
なんで俺が走ってないのかざわついていたが
質問をすべて無視し、男子の列に並んだ
それより一人称が俺になってる?
元から俺なんだけどな
学校とかこういう場では私の方がいいだろう
(作者の癖とか言えない……)
6分ほど時間が経ち、男子の番。
全員スタート位置に立ち、走る準備
俺はもちろんあの男のとなり。
かなりの自信があるのか余裕の表情だ
「負けねえよ?」
あいつに言った。
「俺を舐めてると痛い目にあうよ?」
ふふんと得意げに笑うとスタートの笛がなった
ある程度走ると男子たちは
スピードが落ちてきた。
その間に俺はスピードをあげ、差をつける
俺だけだろうと思っていたら隣に来翔がいた
「うわ」
思わず口に出してしまい。慌てて下を向く
「うわって…酷いなぁ。舐めないでって言ったじゃん?」
確かに言ったがここまで来るとは…
ゴールが近づいてきたのに気づき
全速力で走り出した
急にスピードをあげた俺を見て
来翔とスピードをあげ、走り出す
俺の方が早く走り出したから僅かな差が出来た
そしてゴール。
俺とあいつは1秒もの差がついていた
あの時喋ったのがだめなのか、
ゴール前で力を抜けていた
