手を伸ばし、普通の女ならこれでおちるだろうと言うような笑顔で言った。
「大丈夫?」
まぁ、気に食わなくても
起こしてもらうぐらいされるよね。
そのまま抱きしめて俺の女にしちゃおうかな
なんて考えてた俺だが現実はそう甘くない
パシッとてを弾き冷たく俺が嫌いだと言い放った
手強い女だ……
休み時間声をかけてみようかと思うけど女が邪魔でなかなか話しかけられない。
時間はあっという間に進み、現在放課後。
用事があるといい
女達を振りほどき急いで出ていった
恋桜を追いかけた
「桜音羽さん」
びっくりしたようにこっちを見る。
俺は手を引いて校舎内に連れていった。
着いたと言うのにぶつぶつと何か言っている
2、3分経っただろうか、やっと顔をあげた
俺ははっきりしてない好きと伝えるが呆気なく振られる。
まぁ、予想はしていたことだ
それにはっきり好きだとは思わない
惹かれている。それだけ
つくづく最低な男だと思う。
そんなのいまさらだ
女遊びなど本気でこいつを好きにならないとやめられないだろう
付き合えばこいつも他の女みたいになるんだろうか。
少し気になった俺は体力測定に一つでも負けら付き合って
と言ってみた。
恋桜は自信満々に一つでも負けたら付き合ってやると言うが男と女だぞ?
力の差がありすぎるんじゃないか
まぁ付き合う確率など100に近いもの
こっちには好都合だしその条件を受け入れた
