王子と歌姫


「ふっw俺の勝ちだな」

舌打ちが聞こえたが気にしない
目の前でしんどそうに座り込んでいる来翔を
見下ろし、これほどのどや顔はないと言う
ほどのどや顔をしていた。

先生と女子が白線でラインを引いている。
何をしているの近くの人に聞いたところ
5分ほどの休憩をはさみ、50m走を走るらしい

しんどいっての。
しかも二時間連続だろ
先生は何考えてんのやら…


などと考えていると
いつの間にか女子が走り出していた。

あっという間に俺の番。
笛の合図とともに走り出した

既に走り終わっている来翔は
自己ベストを出しているらしい。
女共が周りに集っていた

相変わらずちやほやされて
笑顔振りまいて馬鹿としか思えない
あんなことをしてて楽しいのだろうか
どうせ顔しか見てないのに浮かれて…



などと考えながら体力測定をこなしていき
来翔にも負けず一日が終わった