その後は散々振り回されて 築いたらもう夕暮れ… 「ふぅ~沢山乗りましたね~ そろそろ帰りますか!」 「ま、待って!!」 まだ観覧車に乗ってないわ!! 「こんだけ私のことを振り回したんだから 一つくらい私の言うこと聞きなさいよね!!」 「え?」 「観覧車…一緒に乗りなさい!!」 はぁ…まただ… もっと素直に言えたらいいのに… 「まぁ…いいですけど…」 「?」 何か…奏斗…顔引きつってる? まぁ気のせいか… 「ほら!さっさと行くわよ♪」 私は奏斗の手を引っ張って 観覧車へむかった