これは、私が実際に体験した話です。

私には霊感があります。


この話は
私が小学校5年生の頃の話です。


その年の冬。

私は埼玉県にある祖母の家に
遊びに行きました。

私の家は神奈川県にあるので
たまにしか遊びに行くことは
できません。


その日、祖母の家に着いたのは
12時をすぎていました。


けれど、祖母の家ではいとこもみんな、
起きてて着くのを待っててくれました。


祖母の家はリホームをして、
それから来るのは初めてでした。

和風だった部屋は洋風な部屋に変わり、おしゃれな暖炉もついていました。

祖母が暖炉の灰を片付けていないのを
私は気づきました。

しかし、暖炉は始めて見るので
その灰どうしていいかわからないまま、
私は白い灰をじっと見つめていました。

すると、真っ白な女の人の手が
上から出てきたのが見えたした。

私は固まりました。


怖くなったので背を向けると
「うぅ……ぅ…うぅぅ………」
と女の人の鳴き声が聞こえてきました。

すると、私のいとこは
今、女の人の声が聞こえたと
同じことを言いました。

私は怖くなって
恐る恐る後ろを向くと…………