私は、いつも通りの朝を迎えた。 ただ、違ったのは進級して小学5年生になったということだけだ。 ここは、私の過去のはなしである。 いつもの様に聞こえる、皆の声。 「おはよー!りおー!」 そう叫んだのは、親友の莉奈。