「そんなに嫌なら仕方ないか…」



どうやら、みんなは諦めてくれた様子。


「ごめんね…?」

「もうっ!!由莉は可愛いから許しちゃうっ♡」

「あ、ありがとー…ははっ」


「ホームルーム始めるぞー。席に座れー」







この朝の時間は先生が来たことによって終わった。



先生…ありがとうございますっ。




私は自分の席に着く。



ふぅー…………。


今日は危ないことばっかだなぁ…。




前髪おろせって言われたときは、
私の学校生活はもう終わりだと思った。




だって、みんなにバレたら……



────あぁ、考えただけでも恐ろしい。





これからもこんな日が続くのかなぁ~。





momoとして、みんなに憧れてもらえるのは嬉しいけど。




なんか…………複雑。