「頼むって! な!」


「嫌だ」


「頼むよー! 一生のお願い!」


「それ中学の時に何回も言われた」


「うぐぐ…っ」


がっくりとうな垂れる和泉。





「おぉーい和泉ー! ウエイター、俺らやるかー?」


和泉の後ろにいる男子3人が、和泉に声をかける。



ナイス。


「…お、おぉ! でも、お前ら他の仕事あるんじゃ…」


「それを戸田に任せる!」


「っ!?」


「なるほど! じゃあ頼む!」



ちょ、ちょっと待って。