「…まさか戸田、お前、気づいてない?」 「……何の事」 そう答えると、和泉はいきなり「うわぁ…マジかよ…」と声を漏らした。 「…まさかの無自覚かよ…。あのな、戸田お前モテんの! お前いっつも授業中寝てるから知らないだろうけど、クラスの女子の誰かしらお前の事見てたんだぞ? こんな感じで」 言ってから和泉は、女子の真似らしき事をした。 「この無自覚鈍感男がっ!」 「いっ…」 今度はどついてきた。