一瞬、不機嫌そうな顔をした祥大だったが…すぐに柔らかい笑顔をみせてきて。

「ん。おはよ。」

…ドッキューん。

私の心臓は、祥大の笑顔によって打ち抜かれました…はい。
朝から、旦那サマにメロメロです…。

「春樹。」

ちょいちょいと、手招きをした祥大。
私は頭の上にはてなを浮かべて祥大に近寄った。

「なあに?」

「ん。はやく。おはようのキスは…?」

んなっ//
そんな、可愛く言ったって…//

「ダメです~///」

わたしは、
寝室から逃げるように出ていきました//

い、一緒に住むってこんなに…
緊張するんだぁ…