数学の勉強をして、もう1時間が経過していた。

「教え方上手いね、藤堂君。答えがスラスラ書けるよ~!!」

「元々頭いいからね、橘さん。じゃ、今度は・・・。」

といきなり立ち上がって眼鏡を外した藤堂君。

その顔は、イケメンと呼ぶに相応しかった。

「恋のお勉強、しよっか♪」

「ふぇ?」

そしてわたしは

ートンッ。

壁に押さえつけられちゃいました。