「本当に大切な人なら…
大切にしない。愛して愛して大事に守りなさい。
時には我慢も必要よ。
わかった?」
母さんは、それから静かに立って
俺に微笑みかけると…
リビングから立ち去った。
あれが本当に母さんなのか……?
今までの母さんは何を考えているのか分からなく…のほほんとした感じだった。
まさか、あんな事言われるとは…
でも…
『本当に大切な人なら…』
母さんの声が、俺の中に響く。
どういう意味でいったんだろうか?
どうして言われたんだろうか?
その時の俺にはまだ、分からなかった。
でも、その日から
俺は母さんの言う事を聞いてみようと思った。
早く、舞が良くなるよう
この、三日間は会わなかった。
こういう意味だったのか…?
それとも…
これが、三日前の事ーーーー…


