極上-甘すぎ彼 Ⅱ







「だって…冬真…しちゃったんでしょ?」




…俺はしばらく、ボーッとする。






は…え…えっ



「…なんで…。」



「母さんだもの、それぐらいわかるわ。そのことで……。」



母さんがまた、口を閉じた。





何がなんだか俺には分からない。









「ほら?もう三年生じゃない?受験もあるし…修学旅行も文化祭も色々あるじゃない?」




「あぁ…。」






「でも、それよりあなたに大切なものが…人がいるでしょ?」





俺の中で、大切な人といったら、1人しかいない。










俺がコクリ…と頷く。








「母さんとして、一つだけあなたに、言いたいことがあるの。」



さっきまで、辛そうだったのに…




今は声が凛としている。