「本当に無理してないよな?」
心配そうに聞く冬真。
「うん。熱もないし…声も出るしね。」
「そっか…」
……。
「やっと会えた…。」
そう囁き、私を優しく抱きしめた。
「と、とうまっ?」
私は久しぶりすぎて、慌ててしまう。
「やっと、声も聴けた…」
愛おしそうな声を出した冬真。
私から離れ、私の頬を撫でる。
くすぐったくて不思議な気持ち。
冬真は頬を撫でるのをやめ、
私の手をつかんだ。
「…?」
私が首をかしげていると…
次の瞬間……
私の手の甲に軽くキスをしたまま
唇を私の指に動かした。
「……っ、とうま…?」
「今まで触れなかった分…」
そう静かに、囁いた。
指に何度もキスをする。
「っ……」
やがては
ハムッと包むかのように私の指に噛み付いてくる。
「…ッ……、」
「…結構指って感じるんだよね…」
私は身体中が熱くなる。
恥ずかしくて、私は冬真を見つめる事だけしかできなかった。


