「俺さ、今までさ、とうとうが羨ましかったんだよ…頭はいいし、かっけぇーし…羨ましかった…」
舞は静かに俺の目をみる。
俺はすぐそらした…
ドキドキしてんじゃねーよ…
本気じゃねーのにな…
だけど、言葉がどんどんでてくる。
俺は舞の口を塞いでいた手をどかす。
「それによ、彼女もいる。で、舞にキスしたのは…あいつの全部を奪いたかったんだよ…」
「だから…お前を奪う…」
舞は目を見開く。
俺は舞の手を掴む。
少しの時が流れる…。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…