音無 side
俺はとうとうに胸ぐらを掴まれた時…
こいつ本気なんだ。って思った。
ていうか、なんで俺、焦ってんのかな?
女との関係ならいくらでも、
って感じだった。
キスの一回や二回そんな対して変わんないと思った。
だけど、あの涙を見て…
俺の胸は苦しくなったーーー…
早く俺のものにしたいって…
俺が俺じゃいられない。
本当の自分をだしてしまいそうで恐い…
だから俺はとうとうが行った後…
俺は舞ちゃ…いいや…舞の机を見つめ…
「奪わないとな……。」
なんの気持ちで呟いたのか俺にも分からなかった。


