極上-甘すぎ彼 Ⅱ







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『で…一夜を共に過ごしたと?』


「あわわ!声大きいよっ!」

私は慌ててしまう。

今、鈴と電話している途中だ。










『大人の階段のぼる~。だね。』








私の顔は一瞬で熱くなる。



「もぅ…」




『ふふ。また後で色々、聞かせてね~じゃ、また後で~』






プツー…と電話が切れた。








はぁ…とため息をはいてしまう私。





私はリボンを整えようと鏡の前で身支度をする。








…ボタン…一個、かけ間違えてるし…






私はボタンをちゃんとかける。








「…!」




うはー…





私の体には…





赤い跡が何カ所もあり、まるで…












みせつけているようだ…












…どう隠そう……。




私はそのまま髪をおろすことにした。