はぅぅ… 私はその場に座り込む…。 冬真がいたら、心臓いくつあっても絶対足りない… もう心臓が保たない… 私は自分の胸に手を置く。 ドキドキとうるさく鳴っている。 …私…ついに… あぁぁ…思い出すたび全身が熱くなる。 後でどう顔を合わせたらいいのかな… でも、本当に『幸せ』を手に入れたみたい… 『幸せ』ってこんなにも素敵な事だったの? 涙がでそうなくらい嬉しかった。 私はずっと冬真のそばにいていいんだよね? 私はそんな幸せに浸りながら 部屋に入っていった。