極上-甘すぎ彼 Ⅱ



舞 side



私は本当の幸せを得た。



幸せすぎて、音無くんにされたキスなんて忘れた。












私は冬真に耳元で…







『愛してる…っ。』



って呟かれたんだ…。



冬真は無意識で言ってたのかな…?


私に何度も呟いたんだ。










私も冬真が好き。大好き。







私は冬真の全てを受け入れた。






それから夢なのか…






夢じゃないのか…









冬真と一夜を過ごしたんだーーーー…









ーーーー…







私は目をパチッと開ける。








隣を見ると…





冬真が私をみていたんだ…。



「とう、ま…」



私は手を伸ばす。








その手をぎゅっと掴んでくれた。










「はよ。」



「おは…よ」







私は天井を見つめる。








「夢みたいだね…」




冬真は

「そうだな…。」


私と同じ天井を見た。










冬真は私を抱きしめた。







「ぁっ…」





そうだ…今…布団の中…