極上-甘すぎ彼 Ⅱ






『幸せ』だけだったんだ…








だが、正直俺は嫉妬してた…。








舞にキスしたやつは裏切られたやつだし…


ムカついてイライラして…






そんな感情も入って

舞に愛情を注いだ。






だけど今は幸せのほうのがつよい。




幸せすぎて…



舞は俺の名を何度も呼んで…


可愛い舞でもなく…







綺麗で色っぽく見えたんだ…。

二人で心も身体も…繋がった、






こんな幸せになるなんて思わなかった。







本当の幸せを俺はつかんだ。











今は多分、朝の5時くらい…。





隣では舞がスゥー…と寝ていた。












俺は舞の顔にかかっている髪を耳にかけてあげる。







「ん…と、うまぁ……」



「っ…?!」









どうやら寝言のようだ……






俺は舞に腕枕をする。







『と、うま…っっ……』









かぁぁぁーーーっと熱くなる俺の体。







あぁ…あんな可愛い声で

言われても…






俺はついに狼になってしまったようだーー…