極上-甘すぎ彼 Ⅱ





「冬真…?ギューってやりすぎだよ?」


そう言って、舞は顔を出す。



「…なぁ…、」

「いつになったら、俺のものになってくれる?」






「え?!」


舞の顔は見えないが

舞の心臓がさっきより早くなる。







「これでも我慢してるし…」

俺もそろそろ辛い…。







「…ぅ~ん……」



舞は何を悩んでるんだ…?












「…冬真くんち…」




「ぇ…」




俺は驚きすぎて舞の肩を掴み

バッと離れる。








「本当にいいのか?!」



自分も何言ってるかわからなくなる。








舞は赤面で頷く。





ヤバイ…

ドキドキがおさまらない…。






俺は再び、舞を抱きしめる。







お互い顔を真っ赤にしながら

心臓を早く鳴らせる。











舞…。



今日こそ、俺のものに……












いや…俺"だけ"のものになるんだなーー…