極上-甘すぎ彼 Ⅱ




「ぇ…っ!…」



もう舞の返事なんて待たなく強引に舞の唇を奪う。






「…んっ……」




触れるだけのはずが…。





俺は逆に止まらなくなってしまった。




舞の時々、漏れる甘い声が

静かな保健室に響く。






「と、う… まっくん…」




俺の名前を呼ぶ。

そんな声で…俺…







呼ばれたら…


ヤバイかもっ……。








「そんな声…久しぶりに聞いた…」

口を離しながら言った。


だが、抑える。

よく抑えたものだ…





「…。」


舞は恥ずかしいのか俯いてしまった。



「…次の授業もサボるか。」









俺はニカッと笑う。









舞は俺を見て優しく淡い笑みで微笑んだ。