極上-甘すぎ彼 Ⅱ





「やっ…と、みつけ、た っ…」




俺はそう言う。












ーーーーー…いたのは舞だった。









「なん、で…なんで…」


舞は俺をみた途端に泣き出す。




俺はため息をはいて


「場所はてきとー。今は…ベッドの隙間から星のストラップ見えた。」






舞は黙ってしまう。






「ま、い……」


と呼び、舞へ手を伸ばす。







舞は一瞬で俺の手を払う。







俺は驚いた。



舞は初めて振り払ったから。









だが、なぜか舞も驚いている様子。










舞は手を引っ込め


「ごめん…ごめんなさ、いっ…」





そう謝る。


それから保健室を出て行こうとする。