「やっ…と、みつけ、た っ…」 俺はそう言う。 ーーーーー…いたのは舞だった。 「なん、で…なんで…」 舞は俺をみた途端に泣き出す。 俺はため息をはいて 「場所はてきとー。今は…ベッドの隙間から星のストラップ見えた。」 舞は黙ってしまう。 「ま、い……」 と呼び、舞へ手を伸ばす。 舞は一瞬で俺の手を払う。 俺は驚いた。 舞は初めて振り払ったから。 だが、なぜか舞も驚いている様子。 舞は手を引っ込め 「ごめん…ごめんなさ、いっ…」 そう謝る。 それから保健室を出て行こうとする。