極上-甘すぎ彼 Ⅱ





「先輩、今すぐ答えを聞きたい。」




「ぇ……?」











スゥーー…と息を吸う陽暮くん。








「だから、今すぐ告白の答えが聞きたいんです。本当は決まってるくせにね?

ちゃんときっぱり言ってほしいです。」










きっぱり…って…












なぜ今…?










まぁ確かに、答え決まってるけど…











真っ直ぐ私の事を好き。って言ってくれた陽暮くんに悪いと思ってる。















私は考える…。













「先輩優しいから、俺に悪いとか思ってますかね?」





私の心臓は跳ねる。





なんでわかったの…?!












とにかく私は答えを整理する…。















私は陽暮くんの腕の袖を掴む。






私は顔をあげて

陽暮くんが真っ直ぐ思いを伝えたように


私も真っ直ぐに伝えようとした。