今の私には何もできない…
冬真くんが今、どうするべきか考えるんだよね…
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ーーーーーー…
皆でお喋りして予鈴がなったため
皆は解散。
次は確か…
移動かぁ…社会ねぇ…
私達は教室につくと…
すぐ目に入るのは…
1人ポツンとすわる…音無くん。
私は席につくと、すぐ冬真くんの方に向き
あの子…音無くんに背を向ける形になった。
社会の教室はすぐそこだから
一分でつく。
だから三分くらいはいつも教室にいる。
「…。」
いつもなら私を一回みて
笑ってくれるのに…
今は上の空って感じだ。
はぁ……。
さすがに話さないのはきついなぁ…
私は冬真くんの方をずっと見ていた。
途端に私の肩を叩く人が…
振りかえんなきゃよかった……
これから起こる事…警戒もしないで
普通に振り返ってしまったからーーー…