「…同じ。」
…へ?
同じ…?
「同じクラス?!」
冬真くんはコクリと頷いた。
私は冬真くんに抱きついた。
「ぇ…ちょ…」
そう言いながらも私を受け入れてくれた。
「急にどうした?」
本当はわかってるくせに、イジワルなんだからっ…。
「嬉しいからに決まってるじゃん…」
私は頬を熱くしながら
冬真くんに告げる。
冬真くんは微笑む。
「うん。俺も嬉しい。」
冬真くんも言ってくれた。
「でもさ…舞、大胆だよね。」
苦笑いしながら私を見つめる。
え…っと…
「…!!」
私はすぐ離れる。
そうだった…!ここ学校だった!
私は沸騰するくらい顔を真っ赤にしたと思う。
はぁぁ…冬真くんの事になると
周りが見えなくなっちゃうなんだよね…
「朝からラブラブっすね。」
急に誰かが話しかけてきた。