極上-甘すぎ彼 Ⅱ






冬真はゆっくりと振り向く。









月に照らされていて

緊張のドキドキではない、ドキドキになる。










なんかいつもより、大人っぽい気がする。











私はゆっくり冬真に近づいた。






冬真は、ニッコリ笑いかけてきた。

私はどうしたらいいか分からなく
固まってしまった。






「そんな固くなるなよ。」

ははっ、と笑う冬真。










今日はよく笑うな…


なんて、のん気なことを考えた。









けど…







バッ…











一瞬にして強い風が吹いた。









「きゃっ…」


私は目をつむってしまった。












それで、少し経つと風は弱まった。








私は目を開ける。














ーーーー…ドキ






と、心臓の音が大きく鳴る。










私は冬真を見ると…









すごく真剣な瞳で私を見ていたんだ。

















「大事な話。聞いてくれる?」









やっぱり声も真剣で…






私はコクコク頷いた。