「もちろん風が舞を襲ったら、殴ってる」
と、言葉を続けていた。
「冬真…」
私がそう呼べば…
「ん?」
と、返事する。
「そろそろ離してくれない?」
なんか、抑えられてるとこだけ熱いんだ。
「あー…熱い??俺の手も熱いし…いーよ。」
と、なぜかさっきとは違くて
素直に離してくれた。
私の体も解放してくれた。
「もう行かないとね。皆、心配しちゃうし。」
そして、私の手を掴み部屋から出た。
しばらく地図を頼りに歩いていると…
「宝は?」
私が聞く。
冬真は止まる。
私を見て
「宝はね…最後にある。」
私はその応えにキョトンとしてしまう。
「さ、最後って?」
「ん?そのまんま。ほら、地図にさ書いてあるじゃん『君たちが求めるものは最後にある。』わかりやすすぎだろ
だから、問題とか解かなくていいんだよ。」
「へ、へぇー」
そうなんだ…読んでないから知らなかったんだよね…
それから、また歩き始めた。


