何分経っただろうか…
私はそれだけを考えていた。
それから、口から手が離れた。
そして、肩に重みがかかった。
「はぁ…」
と、ため息が聞こえた。
「抵抗しないわけ??」
耳元でそう静かに囁かれた。
「あ、そっか。声だけでわかっちゃった?」
なんて意地悪なことを言ってくる。
「冬真…でしょ??」
私は一応確認のために聞いてみた。
それで振り返ろうとしたら…
「だーめ。」
そう言って振り向かせないで
次は私の目を手で覆う。
「あれだね。真っ暗だから、何されるか舞はわからないよね?」
「え…」
な、なんかいつもの冬真じゃないよ!?
「なんだっけ?目隠しプ…「ちょ…っ、暗いのやだから離してよー」
と、私は冬真の声を遮る。


