極上-甘すぎ彼 Ⅱ



もう暗闇には目が慣れてどんどん鮮明に視界は広がってきていた。











だから、女の子の顔を見れば

涙目になっていることが分かる。










風くんは私とずっと手を繋いでいたが


それを離し女の子の肩を掴み
離れさせた。








私は首を傾げていると…





「無理無理。お断り。」





な、なんで?!



かわいそうじゃない!!








さっきまでは、この子あんまり好きじゃないって思ったけど


一人にさせるなんて、酷すぎるにもほどがあるっっ









私は風くんにそれを言おうとした。










だけど…












私の体は後ろに傾く。










…。










私はある誰かに口を手で塞がれた。








私は誰か分からないから、恐くて恐くてしょうがなかった。










ある部屋の中に入り込んでしまった。







いきなり後ろから抱きしめられた。












不思議なことだったけど、私はなぜか抵抗しなかった。








私は…
この温かさを知っているからーーーーー…







そして


「あれ??舞は?!」



と、聞こえてきたが
私は返事ができないため


あの女の子は「さっ行きましょう♪」と、言っているのが聞こえて




しばらく経つと喋り声は消えてしまった。