それから人数はさっきより減っていった。
ついには冬真達は行ってしまった。
廊下の角を曲がる時まで、私は冬真の背中を見続けていた。
それから何分か経ち、先生が
行っていいよ。と言ったので私達は
宝探しへ…
さっきまでは明るい場所にいたから安心できたけど…
廊下を通ると…もう真っ暗で
私は肩をビクッとさせてしまう。
そんな風くんは余裕なようで…
私が風くんに声をかけようとしたら…
「きゃーーーーっっ…」
と、廊下の一番奥から、悲鳴が聞こえてきた。
真っ暗なので私達は全く何が起こっているのか分からない。
「風くん…」
「…わかってるけど…、俺たちのルートはあっちじゃないんだ。」
そう地図は二種類に別れていて
別々のルートを進む事になっている。
「でも…」
風くんはため息をはいて…
「……わかったよ。じゃ、いこ。」
そう言うと、私の手を掴む。
私は焦って…
「ちょっと…あの…」
だけど、風くんは私を無理やり連れて行く。
「何?行かないの?」
いや、そういうことじゃない…です。


